5月8日の練習"Kyrie"K.33K90"Ave Verum Corpus"K.618
発声練習。腹式呼吸して肺に入る空気の量は1.5倍と言われます。お腹には骨がなく、内蔵は無防備が故、皮下脂肪で保護しているようです。トロの部分です。ストンと力を緩めればお腹は落ちます。それがプラス0.5ということ、その空気を、しぼむ風船のように少しずつ、声帯を振動させながら送り出すために、腹筋が必要です。それともう一つ、何の楽器の何の音に合わせるか?人は、聞こえた音に声帯は同調し、本能的に振動数を合わせています。読書している時も声帯は声を出して読んでいる時と同じように動いています。頭が空気を送る指示を出せばその通りの声を出すのです。肩を上げず、背中を伸ばして広い目線でお腹を落とし、舌は下唇に軽く触れて下あごを真っ直ぐ下し、はっきり「a,i,u,e,o」の口を決めれば歌の声のできあがり。高い声は息のスピードを速く、低い声は遅く脱力した出し方です。周りから聞こえる自分の声が認識できれば、世界に一つの自分の声です。ここから始めましょう! 次回は5月29日です。
Dirident Kumazaki Masayoshi 13.Mai 2018
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