10月8日 Missa brevis "140"初期作品集 Ave verum corpus
発声練習というと少し堅苦しいのですが、声を音として整えるための確認の姿勢と捉えるとよいのではと考えるようになりました。寝ているときの姿勢を立った時も維持すればよいわけで、音の原動力は空気、空気はお腹には入りません。お腹の脱力で横隔膜が広がって入る空気が0.5それが声に限らず楽器をならす空気の源です。高い音はスピードの速い空気、低い音はスピードの遅い空気、まずこれだけで最小限度の発音のメカニズムです。後は元になる音を聞いて自分の音を乗せる。人の耳は聞こえてるとき同時に声帯も動いているので、そこにふさわしい空気のスピードをコントロールすればよいのです。すべての楽器に共通するメカニズムです。声の場合も楽器の場合も舌が奥に引っ込まないことがよい音を発するポイントですね。良い音が出たときは得も言われぬ快感です! 指揮 熊﨑雅芳
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