5/28 2019 初期作品集とkv.140 "Missa brevis"

 響きの良い練習場、声という楽器は発音部位が聴覚に隣接しているので、自分が発している音を外から認識することが実に難しい。金管楽器などは唇が発音の元なので、管を通って拡大された音は客観的に聞くことができます。宗教曲にはトロンボーンがよく使われますがコーラスと同じ旋律を吹かせたりするのです。楽器には言葉を付けられません。そこで、コーラスに求められるのは、母音a.i.u.e.o.に付随する子音、無声音などを付加してテキストを聞く人に、よりわかり易く伝える。そのための最も基本的な自然な発音を練習しています。実は何でもない日常の心がけでよい音になるのです。今日の練習は全員の存在を個々に認識した練習でした。次回は6月11日です。

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