2月13日の練習(記事の訂正があります)
KV618 Ave Verum Corpus KV33 Kyrie FDur 17小節まで
発声練習は30分ほどかけて,自然な無理のない声の出し方と聞き方、耳から声帯を振動させる。実はあたりまえなのですが、多くの場合「歌!」と頭が信号を送るとすでに耳が廻りの音をシャットアウトしてしまいがちです。このとき生まれるヴィブラート(トレモロ)は、耳を聞こえなくする緊張ヴィブラート。レオポルドは、「自然の女神がそれを演じるであろうところだけに使います」と、《自然の女神》が生んだ装飾音で長い音に魅力的に使う。ですから、すべての音をヴィブラート(トレモロ)で弾く(うたう)のは間違いです。と述べています。ヴィブラートは弦や鐘を打った音の波動の余韻のこと、むやみにつけるものではないですね。
今日は、風邪でお二人が欠席でした。練習は丁寧に少しずつ進めています。最晩年の Ave Verum Corpusと10才の作 Kyrie, 興味深い組み合わせです。
節分を過ぎ三寒四温のこの時期「春は名のみの風の寒さや」です。健康には気をつけてください!では、23日にお会いしましょう。左記練習日の日にちが間違っていました。27日です。お詫びして訂正いたします。
Dirigent Ein Brief von Kumasann 19.Feb.2018
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