3月13日の練習Kv.618"Ave verum corpus"Kv.33"Kyrie"

 先日、金山 音楽プラザ 合奏場(名フィル練習場)でアンサンブルする機会がありました。音響設計されていて細かい音符がすべて聞こえるのです。音はぶつかると周波数は高くなります。上の音も下の音も聞こえて音が出せると音色は整います。「私たちに、耳が二つあるのに口はたった一つしかないのは、より多く聞き、話すのはより少なくするためだ」とギリシャの哲学者ゼノンは説きました。会話でも人の話をじっと聞くには広い懐が要りますね。「聞くこと」=「客観性」=「調和の取れた音」ということになるのではないかと。                                                         Dirigent     Kumazaki Masayoshi

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